冷たい雨でも降っていればよかった
見上げた青空は目に痛くて
足元のコンクリートが体温を奪っていく

人ごみに流されて
考えもなしに歩いていく
僕はついさっき
思考を放棄したばかり

なんでそんなこと言うのって
君の声が
頭の中をぐるぐる回って

なんでそんなことするのって
君の涙が
頭の隅に居座ってしまって

それが僕だから
なんて答えしか
示せなかったから
僕はひとりで歩いていく

悲しい歌でも聞けばよかった
ウォークマンからは軽快な音楽
現実から切り離されたと感じるには十分だ

流されるままに
行きついた駅で
行ったことない場所へ
逃げるように
君から逃げるように

どうして何も言わないのって
君の声に
何も言えなくて

どうしてあんなことができるのって
君の想いが
僕にはわからなくて

さよならも言えずに
止める言葉も聞かずに
何も変わらない僕は
さまよい続ける

そうだった
僕らは所詮他人でしかないのだと
揺れる車内で気がついて
自嘲気味に笑った顔が
窓ガラスに反射した

なんでそんなことするのかって
君は泣くけれど
どうして何も言わないのってかって
君は言うけれど
これでもう明白だろ?
これでもうおしまいだろ?

僕を忘れて
笑ってほしい
君から笑顔を
奪うつもりなんてないのだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨音

とりあえず書いてみた。

閲覧数:96

投稿日:2012/01/16 16:04:27

文字数:554文字

カテゴリ:歌詞

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