古蝶ネル

頭サビ
いつかここじゃない世界で
貴方と踊れたらいいな
A
ある日舞い降りたのは
黒くて大きな天使さま
大きな角が可愛くて
「お友達になってくれる？」
思わず声を掛けていたの
貴方嫌そうに顔歪めて...

頭サビ
打ち上げ花火キラリと光り
鮮やかに夜空を照らすでしょう
今年はひとり花火見上げ
零す涙はあなた色
A
少し湿った暑い午後に
浴衣ふたり待ち合わせて
同じような人混み揺られて
繋いだ手、離れないように...

頭サビ
エゴイスティック
吐いた劣等感
今、delete───
A
「別に僕なんかは」
もうこれ癖になってる
放つ言葉 突き刺さる背中
誰のものか？
見て見ないフリをしている...

A
冷えきった心の淵
静か寄せる波
いつからか忘れていた
何かを思い出せと
怒り泣いているようだ
B
悲しいことなんかないのに
不意に流れる涙
理由も分からないまま...

頭サビ
いつになったら片想い
やめて僕の方を見てくれるの
別にいつまでだって待つけどね
A
誰にだって優しくて
運動もできて頭も良すぎる
勝ち目なんてない優勝男子
君はあいつに恋してる
君にだけ優しくて...

A
明確な『拒絶』言ノ葉
端っこチョコっと切り落としたい
柔らかい素直な本音の果実
溢れ出したりしない？
B
怯えた顔で後退り
何で？悲しいや
痛い痛い事は無し
おいで優しくするから...

A
遊びで構わないよ
なんて見え透いた嘘
吸って吐いてまた吸って
君からの二酸化炭素
まるで毒みたいだ
吸って吐いてまだ吸って
B
誰のものにならない君の
掌の上転がしていて...

C
「愛している」以外の
″アイ″を伝える言葉
何通りも浮かべては
声にならないままで消えていく
僕と君そのどちらにも
不似合いなフレーズだから
A
心にもないような憎まれ口(セリフ)？
いやホントは7割が真実...

セリフ
「ククッ…我が右手に宿りし黒龍よ、今こそ封印を…」
「は？やめろ、よせ！邪魔するな〜〜っ！」
Aメロ
教室窓際一番後ろで
ニタニタニマニマ審判者面
気に食わないったら気に食わない！
「謝罪のひとつもできないなんて
丸焼きにして喰ってやる！」
大事で大事な儀式の中断...

頭サビ
ねぇあっち向いて
こっち向いて
よそ見をしたらPoi×4
A
たまには目を背けてね
常に万全kawaiiでも
見られたくない瞬間あるのよ
乙女には必要なの準備
B...

頭サビ
ねぇ貴方の彼女になる為に
何を捨てて何を得ればいい？
貴方の1番になれるなら
私ここで死んだっていいわ
A
隣のクラスの有名人
私は無名のガヤ要員
影踏みの恋のおまじない
効果は発揮されないまま...

A
晴れ渡り澄んだ色に
染まる美しいあの空
キミの笑顔に似て
あたたかく優しくて
泣き出しそうな心を
撫でるそよ風が
髪を揺らし過ぎゆく
B
この世界でない...

頭サビ
僕の胸の内に秘められた
想いを暴かないで
A
どうしよ！？もう放課後
明日(あす)から夏休み
キミに会う理由なんて0
もちろん約束を交わすほど
交友を深められてもない
B...

A
首筋巻いたマフラー
君と揃いの色
この手温める手袋も
君と同じ色
キモチワルイ？
仕方ないでしょスキ
少しでも君を感じたい
B
本当は隣を歩きたい...

頭サビ
ちいさな子供のとき
寝転がった床の上
重なる手と肉球
あたたかでやわらかで
眠気を誘って二度寝の日曜
幸せの感触
A
まあるいその瞳
可愛いって言葉では足りない...

頭サビ
明日なんてこなければいいのにな 冷たい海へひとり
呟いたこの声は泡になって 仄暗い世界へと…
A
辛いことがあるわけじゃない ひどく悲しいことだってない
それでも″生きたい″願う理由 胸に宿してない
B
昔に読(み)たあの童話 切なく愛しい
あの人魚になれたなら…
サビ...