こと きんや 明るく元気な子 自己満主義の 一般人です 作曲出来ないし絵も描けないので ひたすら文字をうちます
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投稿作品3
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温度のない椅子の上で結われた白いリボンが揺れる。
彼女は退屈しのぎに足をばたつかせながら広がる世界を仰いだ。
その目は、彼女特有の強気な意志を映すかのように真っ直ぐそれを睨み上げている。
ここには、僕と彼女しかいない。
それは目を覚ました時からずっとそうなので特に気にならなかった。
それが普通だった...ゼロとイチと世界と
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鉛の空を仰いだ瞳の
映る景色は澄んでいて
君は空を飛びたいなんて
僕にニコリと笑いかけた
雲はゆっくり流れるけれど
色は変わらずくすんでいて
僕は無理だよそんなのなんて
君の手をギュッと握りしめた
それでも君は笑いながら
絡めた指をすり抜けて...鉛色の青空
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滴る 僕の 親指の
赤い涙を 拭ってあげて
そうして いっそ 苦しめたい
小さな 君の 薬指
白く光った 呪いの刻印(しるし)
それなら いっそ 落としたい
呼吸困難 ねじれる痛み 君の声が 空を裂き
「こんな痛みなんでもないよ」と 濡れた切っ先で 涙を殺す
君から貰った 小さなナイフが
今でも 僕...トリカブト