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暗闇の中で声が聴こえたんだ
何も見えないはずなのに
声が光って見えたんだ
声につられて進んでいくと
いつしか声は唄になり
優しく僕を包んでた
朗かな声のその人は
小さな苗に水をやる
光と唄と水を受け
乾いたそれは 少し潤う...Water
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君ならこの満天の
星見て何を想うだろう
僕の欠けた乏しい心じゃ
綺麗と感じることすらも
どうやらできないようなんだ
この乏しい僕の心に
気づいて僕を忘れてよ
その想いとは裏腹に
永遠に永久に気づかずに
僕だけのものにしたいんだ...Construction
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いつから触れていないだろう
押し入れの中の小さな箱
産まれる前から聴いていた音
いつから触れなくなったのだろう
夢中になったあの頃に
時間も忘れて奏でた事
友達皆と奏でた音楽
いつかに全て忘れたようで
毎日何かに追われてて
もう呼吸さえも苦しいよ...箱の中の
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物音がして目を覚ます
時計の針は午前2時
枕元の機械に手を伸ばす
まだ肌寒い部屋の中
小さなライトに照らされて
世界に私1人見たい
お気に入りの音楽をかけ
もう1度瞼を閉じる
時計の針の微かな音が
私の鼓動とリンクする...夜の音
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何かあればいつも
太陽に助けてもらう
キラキラ光を胸いっぱいに
吸い込んで ぐっと前を向こう
友達と喧嘩した時は
いつもの河原で光合成
二酸化炭素
私の中の 【嫌な気持ち】も
優しい光で綺麗になるの
輝く太陽いつだって...明日晴れたら
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なんとなく気付いてた
いつもと少し 違う声
どこか素っ気ない視線
優しい貴方の事だから
もう一緒にはいられない
何時でも私のためにと
語り明かした夜想う
辛い言葉も沢山くれた
優しい貴方の事だけど
それはナイフのようだった...言の葉ナイフ