鈴木ひらまさ

特急列車が真横を走るだなんて
流石に五月蠅くはないのでしょうか
特急列車が真横を走るだなんて
私は怖くて怖くてたまりません
夕方４時５０分いつもの西口で
イカれたあの子が唄を唄う
おひねりなんか飛んでは来やしないのに
それでも…
ハローハローお日柄もよく
最後の言葉は何にいたしましょうか...

どっかで聞いたことのある唄が聞こえたら
悲しい悲しい日々は終るよ
どっかで嗅いだことのある匂いがしたら
楽しい楽しい日々が始まるよ
素敵なあなたの名前を教えてよ
永遠か！ってくらい空がきれいだ
だから明日はもう泣こうとするのを
やめてみました。
とんでもないくらい虹がきれいだ
なので明日はほら笑いあ...

ＡＭ04：30の表通りで
鴉蹴散らしながら蛙。
やけに板についている猫背で
家に居るのに帰りたいと呟く。
ああＴＶを真に受けた僕らは
くるってるくるってる。
「ほらね人生は思い通りだ」
未来が露骨に他人を見下す。
阿呆やね。それぞれがそれぞれなのに
額面通り受け取り続けている。...

受け入れられる程強くもなくて
嘘がつける程器用でもなくて
こんなことを言えば嫌われちゃうのかな？とか
考えれば考える程抜け出せなくなってく
わざとらしくなってく
because of the rain...　
今夜は独りでいたいのさ
because of the rain...
出かける気がしない
...

チクタクと秒針が最近なんだか
焦ってるような、急いでるような、
気がして止まないんだよな
大人になることはこういうことなの？
頭重、猫背、草臥れた瞳の中
嘘ばっかりの世界で希望に満ち溢れる
穏やかでああ不自然な素敵な
メロディあふれてくるよ
がっかりな世界で君は何をうたうの
あああるがままでありのま...

支配者にならないように
理解者になれるように
あなたの理想郷
理想を今日描いてください
一番悲しいのはいつも
悲しいフリをすること
一番楽しいのはいつも
ありのままでいること
悲しくはないので
優しくなろうと思った...

いつの間にやら嘘つき呼ばわりされた僕らは
死んだ魚の様な目をしてる
いつの間にやら誰かを悪者に仕立て上げて
死んだ魚の匂いを放つ
優しさの「や」の字がどこにも見当たらないので
この世界は無常だ。と笑う
悲しみのデフォルメの部分の安易なところを
揚げ足取りの誰かが笑う
マスクはないか？と聞かれたら
マ...

君が見てきた昨日が
全部誰かの明日になる
甲高い声で街は言った
友よサヨナラいつかまた
何処かでお会いしましょう
その言葉が未来になった
（間奏）
くだらないコトバで
意味のない駆け引き
君がいない意味のない...