パステル inst(マスタリング前)

bpm 77

空想の世界へ渡る
初めから何でも知っている
テストの答えから宇宙の真理
あなたの頭の中までさえも
明日何て言おうかな
まだ何にも思いつかないけど
今夜も頭を抱えながら　
その明日を今でも待っている

虚ろで黄色い線を跨ぐ
あなたの顔は笑っている
ように見えたのは気のせいだと
二度見してみたらいなくなった
イヤフォンを通して漁る
あの頃好きだったミニアルバム
季節や匂いまで蘇り
その度何度も吐き気がした

蛍光灯に祈っている
明日また笑えますように
冷たい涙が頬を伝う
あの日のがまだ残ってたんだ
手垢のつきすぎた常套句
今でもまだぶら下げてるんだ
ただただあなたに一辺倒でいられたなら

最後の言葉失くしたんだろ　見つからなくたっていいさ
淡くとも　泥みたいでも　たしかにここにあったから
ラランラランラ　嘘みたいだろ　信じなくたっていいさ
忘れてもいい なかったことに ああでも頭ん中くらいは

白と水色の包装紙
渡せなかったプレゼントが
机の上に転がっているのを
未だに捨てられずにいます
空想の世界へ潜る
閉じた瞼の裏　その奥へ
あなたの最寄駅へと
あなたのいた町へと

良くも悪くも正直に
これまで生きてきたつもりです
それは単なる考え無しの
愚直だと笑う者もいます
悔やむことなど一つもないと
そう言えば嘘にはなりますが
嘘を吐けば失わずに済んだものが
いくつあったでしょうか？

せめて聞いてほしいと願った
この気持ちは今も胸の中沈んでて
汚れてしまった　壊れそうになった
捨てられなかった　こんなに苦しい 悲しい 痛いのに

最後の言葉失くしたんだろ　見つからなくたっていいさ
淡くとも　泥みたいでも たしかにここにあったから
好きだったなんて嘘みたいだろ　信じなくたっていいさ
忘れてもいい　なかったことに
ああでも頭ん中くらいは　居させてよ

空想の世界へ渡る
初めから何でも知っている
テストの答えから宇宙の真理
あなたの頭の中までさえも
明日何て言おうかな
まだ何にも思いつかないけど
今夜もあなたを想いながら
その明日を今でも待っている