真夜中に食べた蒸しパンは罪の味がして
誰も叱ってはくれないから
ひたすら美味しいだけなんだ

隣りに住んでいるヘンな爺さんが言ってた
悪いことをするにも理由が必要なんだと

お腹の虫や
嫌味を言うアイツとか
そういう奴らがよってたかって
囁きかけるよ
悪い子になれって

煙草も酒も興味ないけど
オーバードーズも怖いけど
これ以上馬鹿にされたくないの
期待通りなんてつまらないでしょ

ママがいなくなったあの日
アイツはアタシのせいだと言った
外ではネコが啼いていた
かわいくない声で啼いていたの

冷蔵庫の中には
期限の切れたわさびしかなくて
草はえたけど
食べたらきっと泣けるのかな

隣りの爺さんは
眠るアタシの身体を撫でて
何も心配しなくていいよって
囁きかけるの
それは優しさなのだろうか

アタシはきっと悪い子だから
まともなお返しはできない
お腹に消えた蒸しパンのお礼に
キスを何回すればいいのかしら

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悪い子

『悪い子 feat.初音ミク』の歌詞

閲覧数:7

投稿日:2025/12/06 22:05:25

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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