鼓動

1A
走り出した衝動に
疼き出すこの心に
気付いてないと蓋をして
ただ眺めてた

1A’
スタートすらできないで
始まりだけ待ってて
「叶うなら」なんて言った
夏の日だった

1B
街に響く　夢だけを見ている
誰かの歌声
空は高く　風が音を運ぶ
「そのままでいいか」

1C
あぁ　初めての鼓動　僕らは覚えてる
「このままいっそ」
そうやって閉じ込めてた胸の中
だからこそ歌おう
もう何度　もうずっと
終わったって終わらない
鼓動を


2A
ひとつ一つを知るほどに
壁は高くなってく
楽しいはどこだっけ
わからなかった

2A’
思うままに考えて
思うままに奏でて
それでいいや　嘯いた
また蓋をした

2B
瞼の裏　鮮明に残った
いつかの憧れ
舞台の上　自分が歌ってる
「そのままでいいか」


3C(2C)
ねぇ　初めての音を　あなたは覚えてる？
「いつかはきっと」
そうやって夢を見たあの頃を
だからこそ歌おう
もう何度　もうずっと
いつからだって始まる僕らを

3C’(2C’)
初めての鼓動　僕らは覚えてる
このままずっと
どこまでも刻まれていく今日の日を
だからこそ歌おう
もう何度　もうずっと
終わったって終わらない
鼓動を　僕らを