暖かい日差しを
ふと遮る影は
遠い記憶の夢の中

つぼみをつけた
桜の木々は
生まれ変わりのしるし

編みかけのマフラーと
まだ早い夏服が
凍てつく心に突き刺さる

二人で歩いた並木道
今日も一つのシルエット
焼け付くような日差しの下で
私の心は冬のまま

夕日の綺麗な海辺で
二人肩を並べて誓った
強く握るあなたの手は
今でも私を離さない

天の川に思い出をのせて
流れに願いをこめて祈るよ



紅葉色の頬を
優しくなぞる手は
遠い過去の記憶

衣をすてゆく
木枯らしの丘
私の写し鏡

あなたの大きな手と
すべてを解かす魔法は
幸せ彩る暖炉のようね

真夏のクリスマスを見たい
あなたのわがまま聞いていた
遠く離れた世界に向けて
素直にゴメンネ呟くよ

大きなベンチの公園で
雪の降る夜に口づけかわし
あなたの鼓動を感じた夜も
雪と共に解けゆくの

私の心は冬のまま
それでも季節は巡り行く

あなたの時間は止まったまま
それでも季節は巡りゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

それでも季節は巡りゆく

自分では曲を付けられないと判断したので投下しました。

亡くしてしまった恋人の想いを断ち切れない心情が伝わればなと思います。
1コーラス目は「別れたのかな?」と思わせて2コーラス目中盤から亡くなったことを匂わせる内容にしてみました。

また、

1コーラス目→春夏
2コーラス目→秋冬

になっています。

イメージはピアノバラードですが、曲調の希望は特にありません。
自分ではバンドサウンドでは無理と踏んでいます。

改変は自由に行ってくださって結構です。
改変依頼もして頂ければ頑張ります。

MEIKO、初音ミクであればヴォーカルパート作成も可能です。

閲覧数:274

投稿日:2008/02/19 23:44:17

文字数:426文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました