木洩れ日を纏い
月の虫は何処へと
向かうのだろう
還るのだろう

約束を嫌う
花の背に手を鳴らし
轍は永く
何処へと向かう

優しい緑の鐘で
この朝を鳴らして
迷い子の微睡みが
淡く覚めるまで

囁きは零れ
春の風を装い
歌うのだろう
還るのだろう?

遥かな記憶も今は
安らぎの狭間で
たゆたえば一片に
浅く色づいて

その朽ちた手のひらで咲いた
光を束ね
旅慣れぬ人の背に密か
手向け与えん

優しい緑の鐘で
この朝を鳴らして
迷い子の微睡みが
淡く覚めるまで
遥かな記憶も今は
名もない雨になり
人知れず降り注ぐ
君が覚めるまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

往来の森


愛されて、目覚めなさい。

何となく輪廻をテーマに。いわゆるBメロがないような並び方をしてます。

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投稿日:2011/01/31 14:19:38

文字数:268文字

カテゴリ:歌詞

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