吹憐
ピアプロID: kuwawa
歌詞ばかりふらふらと来ては書いています。
ブクマ、コメントその他色々ありがとうございます!勝手に糧にしています。嬉しい。
詞については、まだ曲がついていないものはどれでも常に曲歓迎です。短いものやあまりきちんとした形式で作っていないものも多いですが、気に入ってくださった方にもらってほしいので、ほとんどの作品でボカロやUTAUの指定はしていません。
詞の依頼も、もしいただければ出来る限り頑張ります。曲先、イメージやモチーフをいただいての詞先、どちらでも大丈夫です。作風については投稿済みのものを、色々見て知ってやってください。
えーと……よろしくお願いします!
ツイッター(http://twtr.jp/user/suilen02)
ピアプロバッジ
作品に付けられたタグ
最近の投稿作品 (247)
-
旅人の詩
永遠の片隅に
一瞬が棲んでいるの
輝きの向こう岸に
黒い雨が降っている
喜びの繋ぎ目に
-
ハイキノメリア
まだまだ 響くはずよ
音楽をやめないで
夜空を 霞めるほど
わたしハイキノメリア
そんな目をして
-
刻の魔女
城壁の奥の渇れた街
灰色の砂埃舞う
錆びた竜哭く門くぐり
城へと足を踏み入れた
回廊を埋める陽の光
-
追想一番座
歌声よ散りなさい
一思い この夜へ
潮騒の蒼き聲
追いかけて この夜へ
烏瓜に火を灯し
-
海月記念日
立ち昇る泡に映した
黒い瞳 夜の内側
膨れだした優しい闇で
抱いてあげると 静かに云った
天撓垂れる
-
瑠璃雀
開いた手のひら重ねて
十の指で海を掬ってる
隙間のないように結んで
白い傘の下まで運ぼう
一滴こぼれてしまったら
-
ハリガネの木
さあさ 種蒔く時間は去って
芽を出したのは何の情だ
雨の如く降る 君の切望
差し向けられて 気が震える
繋いだ手 絡めた指
-
昼中に召す
海辺の砂の匂いがする
君の肌をキャンバスにして
蒼い絵具でこぼした夢
反射する 昼中の月
心臓は海星の象
-
時翔けの歌
かつてここに世界が一つ
螺子を回せばやがて二つ
重なる時が石を積んで
二つの島に橋を架けた
蒼い海に世界が二つ
-
昼底で空を見る
大体、杞憂だ 哀しいことは
そっと歩み寄ってなんか来ない
大体、来るのは虚しいことだ
ぬるい水みたいな 日々の行進
まわれ左
-
オートマタの家
さあ唄いなさい
壊れた鍵穴から
零れるメロディー
発条などもうない
砕けた鏡と
-
LEO
アインザッツ、目を閉じる
息をするものすべてが
アインザッツ、目を開ける
この世界中なにもかもが
瞑目に投げる石
-
君、満ち足りた朝
君の舟を
放すなら今だ
水平線ゆらゆら震える
僕の指を
離すなら今だ
-
Witch's beryl
神様どうして
月など創った
裸足の私は
照らせど惨めだ
神様どうして
-
ダイナの迷宮
貴方のためなら片目を閉じて
綺麗なものだけ見届けようか
真昼の草むら揺蕩う影に
か細い踵は取られて折れる
ダイナ おいで 可愛い子
-
Viridian
君を汚しても
空は晴れないな
ビリジャン
風のない街で
淀んだ微睡み