貴方のためなら片目を閉じて
綺麗なものだけ見届けようか
真昼の草むら揺蕩う影に
か細い踵は取られて折れる

ダイナ おいで 可愛い子
頭を撫でてやりましょう

貴方を攫う幻想の中
見えない気配が笑いかけてる
おいでおいでと招くその手に
小さな世界は壊されていく
貴方はそれに気づかない
僕だけがきっと気づいてる
守って 守って 守ってあげる
目を開く闇から

冷たく濁った風を吐く穴
怪物の目が宝石のように
煌めいてももう怖くはないと
囁く呪文に空が騒いだ

ダイナ おいで 愛しい子
歌をうたってやりましょう

はぜる想いの赤い実散って
優しい貴方の指は汚れる
巻き戻せない日々は募って
後にも退けずに僕は噛みつく
貴方はそれに気づかない
僕だけが今は気づいてる
守って 守って 守ってあげる
手を招くものから

背中を向けて一緒に走ろう
もっと遠くの箱庭まで
貴方を誘って僕は走る
誰にも侵せない庭まで

ダイナ おいで 可愛い子
頭を撫でてやりましょう

貴方を攫う幻想の中
見えない気配が笑いかけてる
おいでおいでと招くその手に
小さな世界は壊されていく
貴方はそれに気づかない
僕だけがきっと気づいてる
守って 守って 守ってあげる
この長い夢から

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ダイナの迷宮


揺蕩(たゆた)う
侵(おか)せない

閲覧数:245

投稿日:2013/10/16 08:27:59

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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