まだまだ 響くはずよ
音楽をやめないで
夜空を 霞めるほど
わたしハイキノメリア


そんな目をして
何を思っているの
足を投げ出して
歌うわたしが不思議なの

罅われた壁
朽ちかけのエレクトロ
花と鉄 匂う
高いフェンスを乗り越えて

目を合わせるくらいなら
一緒にため息をついて
わたしと共に三日月を煙らせましょう

どこまで 行けるかしら
この夜の白い呼気
見えない階段を
追憶は 駆けてゆく
まだまだ 響くはずよ
音楽をやめないで
夜空を 霞めるほど
わたしハイキノメリア


語りたくない
思い出が燻るの
胸に留めれば
いつかこの身を焦がすのに

突き当たりなど見ないで
さまよう亡霊のように
迷子を演じ 声をあげて星を落とす

届いて 届かないで
重ねる想い遥か
鉄塔を 乗り越えて
夜に吸い込まれてく
まだまだ 響くはずよ
音楽よ やまないで
煙突に身を預け
今宵ハイキノメリア


終わりはこなくていい
追憶よ やまないで
メロディに身を任せ
歌う ハイキノメリア

ため息の花が咲く
わたしハイキノメリア

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ハイキノメリア

メリア…花弁などを重ねて大輪の花を模すアレンジの一種

閲覧数:293

投稿日:2015/01/09 02:14:21

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました