終末世界と夕焼け空


瓦礫の中に立って空を見上げてみた
それはたくさん混ざって濁った黒
手を伸ばしても掴めないほど遠い
この世界は今日も綺麗だ

今日も世界は何事もなく廻っている
それはきっと何も知らない僕の風景
足元の小さな石を蹴り飛ばして
転がっていった坂道で

君と二人で自転車に乗って海へ行った
そこで見たのは赤い夕焼け空
抱えきれないほどの大きなものを
僕はそこに置いてきたんだ

いつか遠い遠い空に手が届いたら僕は
そこに君の姿を追うんだろう
何もないと手を伸ばし続けた
そうやって夜空を見ていたんだ ずっと


ノートの一端に書き留めた言葉
その意味にまだ僕は気づかない
書いては消してを繰り返していたら
いつの日にか君も消えていた

君が最後に言った言葉も涙の理由も
僕は知らないままで過ごしていた
汚い色の花をぶちまけて
空っぽの心に水を注いだ

いつか思い出せないほど遠い過去になる気がして
僕はきっとそれが怖いんだよ
いっそずっと届かないのなら
消えてしまえよ 夕焼け空なんて


僕はまだ何もかも知らない
君がいない理由だとか
だから探しに行くんだ 自転車に乗って


いつか思い出せないほど遠い過去になる気がした
だからもう...

いつか遠い遠い空に手が届くのなら
僕はきっと君に会いに行くから
空っぽの手でナイフを振り上げた
すべてを壊してしまいたかった


はるか遠い世界からこの空を見たんだ
それはきっと鮮やかな赤だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

終末世界と夕焼け空

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投稿日:2018/04/06 04:50:56

文字数:629文字

カテゴリ:歌詞

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