…眠い。

必要最低限のものを持ってかけていく

もう何時間歩いたかな


でも、苦しくはない

湖が映した私の顔は、実に生き生きしていた

…もうすぐ、夜が明ける


多分、私がいないことを知ったら慌てるのかな

兵隊たちが探しに来ちゃうかも

ばれないようにしなきゃ…


長いピンクの髪に、豪華で重いドレス

簡単に見つかってしまう


でもそれより、今はできるだけ遠くへ

日が上がったら動きにくくなる


見つかって痛い思いをするなんてごめんだもの

もっともっと、遠くへ



『……ぶですか、…いじょうぶですか、大丈夫ですか!?』

ここは…どこ?

もしかして……お城?

『目を覚ましましたか!大丈夫ですか!?』

よかった…違うみたい……

この青年は誰だろうか

「あ、あの、私…」

『まだ体調がすぐれていません、休んでいてください』

優しいけど、気になる

私のことを知っているのか、なぜ私はここにいるのか


状態から、私を見つけてここに連れてきてくれたのだろうか

だとしたら、迷惑かもしれない

この状態でみつかったら、きっとこの青年は捕まってしまうだろう

あの人は短気で嫉妬深い。

私がいくら弁明したとしても聞き入れてくれないに決まっている

「迷惑かけてすいません、すぐに出ます」

『迷惑ではありません、私が勝手にしたことです』

「でも、私のせいであなたは捕まってしまうかもしれない」

『何故ですか?私がそうしたいだけなのに』

そうしたいだけって…

でも、とても優しい、あの人とは比べものにならないぐらい嬉しいワガママだ

だけど …

「すいません、実はいろいろあって逃げているんです…なので、早く出ますね」

『逃げる…?』

「はい、この状態で見つかったらあなたも捕われるかもしれないので…」

『大丈夫です、なら場所を移しましょう。私も追われているので』

ん?

今なんて?

『でも、まだ状態がよくないので休んでいてください。あと、このドレス動きにくいと思うんですが、少し手を加えていいですか?』

「あ、ありがとうございます…!」

にしても、あの青年さらっと爆弾発言したけどどうしたんだろうか

紫の髪に、紫の鎧、腰についている剣

でも私を助けてくれたのだから、悪い人ではなさそうだ

…やっぱり少しまだ寝ていよう

もう一回、瞳を閉じた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

≪Cinderella in the hand of the prince≫ 2

嘘ですルカイトじゃなかったがくルカです多分。
カイルカだと書きにくくなることに気づいた。

このペースだ自分!このまま頑張るんだ!



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閲覧数:578

投稿日:2013/12/30 22:08:09

文字数:1,007文字

カテゴリ:小説

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