「はい我らは、実行人のリンです! ということで、ミクさん始まりましたねー、ふとした言動見事採用ですおめでとうございます!」
テンション高く、笑顔で言うリン。一応、スーツを着ている。
「あのー、実行人って何ですか?」
一応、こちらもスーツを着用しているミクは、首をひねりながら聞く。
「・・・はい我らはVOCALOIDミッション・・・って言うのかっこ悪いかなと思って・・・」
苦笑いしながら言うリンに、
「確かにそうですね」
ミクは一言ばっさりと切り捨てる。
「・・・もうちょっと、その辺りの事情汲み取って下さいよー」
「はいはいはい。分かったから、そろそろ状況、説明して下さい」
「はいはいから、バージョンアップしましたねw それでは、今回のミッションはこちらです!」
そう言って、どこからともなくボードを取り出して、カメラに向けてひっくり返すリン。
「レベル5!!」
「というと、・・・かなり高めじゃないですか」
「そうですね!」
「・・・で、内容は・・・?」
「とりあえず、目隠ししてー」
リンは、ミクに目隠しするアイマスクをつける。
「えっ!?? ちょっと、何するんですかっ!!」
「はい、今からレベル5のミッションについての内容を説明しまーす! ミクさんの目の前には、すいかがあるのでそれを割って下さい!!」
そう言って、スタッフさんがすいかを並べるのを、楽しそうに眺めるリン。
「でもしかし! すいかの数はレベル5にちなんで、5個あります! 5個全てを割るまでずっとミッションは続きますので、とっとと終わらせて、さっさと帰りましょう!」
「お、おっけー・・・でも、前が全然見えない・・・」
「・・・集中すれば、見えますよ! ・・・多分」
「えー? あ、もう割っていいのー??」
「はい! VOCALOIDミッション、スタート!」
「・・・あれ? これは・・・」
「お、早速1個目のすいかに狙いをつけました。ミクさん、頑張って!」
「・・・マスターと、いちゃつくなーぁ!!!」
バコン!
すいかは思いっきり振り下ろされた一撃で、すいかは見事に真っ二つになった。
「おぉ、ミクさんお見事ですー! ・・・って、なんか割る前に言ってたことが気になるんですけど」
「・・・」
ミクは、リンの言葉には一切触れずに、次のすいかに狙いを定める。
この後、次々と1つもミスすることなく、すいかを全て割るミクなのだった。
「・・・ミクさん、すごいですねー! あ、目隠し外していいですよ」
「正直、すごいストレス発散になりましたよ♪」
目隠しを外して、ミクはすごく可愛らしい笑顔で言う。
「・・・なんか、私にうらみでもありますか?」
素朴な疑問を投げかけるリン。
「いえ、・・・そういうの、吹き飛んじゃいました!」
「ああ・・・そうですか」
やっぱりだった事実に、リンはうなだれる。
「この次も、楽しみにしてます!」
「そうですか・・・それではみなさん、さようならー!」
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悲しいから歌った。
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kurogaki
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