心まで凍えそうで
夜の薄明かりの中
いっそこのままどこかで
倒れてしまいたい

そんなことも知らないで
舞い続ける雪の群れ
意味なんてどうでもいい
もう一人にさせて

微かに残っていた君の
掌の温もりも今は
雪に溶けていく

行かないで
消えないで
舞う雪の向こうに
もう君はいない



訳もなくこみ上げてた
呼び続ける君の名前
気付いていても今更
戻ることはなくて

街灯の奥の暗闇に
見えなくなる君の姿を
追うこともできない

雪が舞う
夜の街
また一つ終わりを
奏で始めるよ



笑ってた
あの頃の
温かな想い出
遥かに遠くて

舞い降りる
雪がまた
縮まらない距離を
離してしまった

遠ざかる
君はもう
舞う雪の向こうに
届かない場所に

行かないで
消えないで
呼ぶ声も空しく
ただ雪が舞うよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪舞

閲覧数:43

投稿日:2018/08/01 11:13:27

文字数:354文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました