(A)
夜を泳ぐ眠らない河が 運命の海へ流れ流れ
かつて落ちた雨たちは跳んだ 薄い酒だけ乾して跳んだ

(B)
鳩に恋した蜥蜴が歌う 音で繋がるあまねく雨夜で

(C)
誰かの墓標を打ち鳴らす ひとたびだけの粒が満ちて
震えないものは何もない
だからねわたしの虚言に ひとことだけで頷かないで
静けさに泣いてしまうまでは

(A)
舟を探す傷ついた魚 されども石が撫でて撫でて
そして落ちた雨たちは跳んだ 薄い酒だけ乾して また

(B)
蛇は抱き合い言祝を紡ぐ 音で繋がるあまねく雨世で

(C)
わたしの墓標を打ち鳴らす ひとたびだけの粒が溢れ
震えないものは残らない
だからねどこまで行くのかと 問いかけないで問いかけないで
静けさへ愛が去り往くまでは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨景夜舟

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投稿日:2017/10/28 15:24:41

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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