#「しるるの悪ふざけ」



かなりあ荘の管理人しるる

一番年上なはずなのに、そんな感じがしないほどの困った人

基本的にお茶を飲み、コタツやお布団でふにゃっとしているのがデフォ

ゆるりーさんのお菓子とったり、つかさくんにちょっかい出したりがデフォ

ターンドッグさんや、イズミさんなんかに、かまってオーラを出すのがデフォ


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そういえば、この間、ちずさんのお部屋にお邪魔した

そう、ピ○を食べたときのこと……じゃなく、カラオケセットをあげに行った時のこと

彼女は、とにかく元気一杯

かなりあ荘の元気印というと彼女で満場一致するのではないだろうか

そんな彼女は、すぅさん曰く、【ツンデレ】なのだそうだ

……そうかな?

ツンデレというか、人懐っこくてかわいいんだけど……

彼女をみてると、まるで私も若くなったみt…………っく

と、とにかく、私はすぅさんとちずさん、三人でちずさんの部屋で夜遅くまでおしゃべりしていた


ちずさん曰く「寝る直前まで」話していたらしい

…………しかし、私にはそのへんの記憶がはっきりしない

それは後にきいた話だと……一番最初に寝たのがしるるさんだったから

中学生に負ける大人←


……とっても大きなチャンスを逃した気がする

この前だって、つかさくんを自分の部屋に連れ込m……呼ぼうとしたら、ターンドッグさんに「……お願いですから警察のお世話にはならないでくださいよ?わりと冗談抜きで」ととめられた

別に何も悪いことしようとしてないもん……うん……うん?





ま、そういうわけで!

今日は「リベンジ!突撃!ちずさんのお部屋!」と、いうことにして遊びにいく


「ちーずーさん、あーそーぼー」


部屋のドアを勢いよくあけて入る(鍵?そんなもの、管理人には効かないのだよ


「わっ!?び、びっくりした……い、いいですよー!」


その時、ちずさんは勉強していたけど、それを簡単にパタリとしめて、笑顔で近づいてきてくれた

いやいや、勉強させろよ!とターンドッグさんのツッコミが聞こえそうだったので、ちずさんが勉強していたことを見なかったことにした


「なにして遊ぶんですか?」


ちずさんが私を見る

【なので】、とりあえず頭をなでた


「えええ?な、なんで、なでるんですか!」

「え?なんでって……そこにかわいい子がいたから?」

「あ、それはわかります!」


……ツッコミ不在の恐怖


「あ、でね、ポッキ○持ってきたよ?」


すぽんと、どこからともなく取り出した私

「おー」キラキラとするちずさん

【なので】、ほっぺをぷにっとしてみた


「えええ?なんで、つねるんですか!」

「うんと……そこに魅力的なほっぺがあったから?」

「あー、それも気持ちわかります」


なぜか成立する会話


「ポッ○ーほしい?」

「はい!」


キラキラとする目線に私はいいことを思いついた


○ッキーを袋から出して、目の前に差し出す

それに対して、手を伸ばすちずさん


もう少しで手が届きそうというところで、私はひょいとよける

すると一瞬、ものすごく寂しそうな顔をしたちずさん

……かわいい


再び、ポッ○ーを差し出す

すると、顔が笑顔になって、手を伸ばすちずさん

しかし、またまた寸前でひょいとかわされると、しゅんとした

これを見て、しるるさんは面白くなった


「ちずさん、これ欲しいですかー?(黒笑顔」

「……は、はい」


少し嫌な予感がしたのか、ちずさんの返事は濁っていた


「じゃ、かわいくお願いしてください」

「ええええええ!できませんよ」

「だーめ、してくれなきゃあげなーい」


面白がっているしるると、さすがに恥ずかしくて、困っているちずさん


「そ、そういうのは、つかささんにやってもらってください!」

「うん、それはそのうちしてもらう予定だから大丈夫!今はちずさんにしてほしい!」


黒い笑顔のままの私




「お邪魔しまーす、ちずさん、本返しに……」


そこへ現れたのはゆるりーさん


「あれ?しるるさん、何してるんですか?」

「あ、ゆるりーさん!今ね、ポ○キーでちずさんに可愛いことさせようとしてるの!」


それをきいたゆるりーさんは、別に興味ないですと言わんばかりに「ソウデスカー」といった


「ところで……しるるさん?」


しかし、ゆるりーには気になることがあった


「そのポッキー、どこにあったやつですか?」

「え?キッチンでひろった!」


そう、これはキッチンにあった袋の中にあった

RPGでは、他人の家のタンスの中にあるものだって、もらってもいいアイテムなのだ

キッチンにあるのくらい、ゲットしてもいいはず


「……それ、私のです。コンビニの袋に入ってませんでした?」


ゆるりーさんが呆れ気味にいった


「うん……ドウダッタカナ?」


あきらかに動揺しながらこたえる私


「……ま、とりあえず、これはターンドッグさんに報告ですね」

「あああああ!だめぇええ!!」


そんなことされたら、警察のルカさん呼ばれる!

慌てふためく私


「じゃ、何すればいいかわかりますよね?」


それをみてゆるりーさんが黒く笑う


「ごめんちゃい( *´艸`)」


かちん

「ターンドッグさーん!しるるさんがー」

「あああああああ!!ごめんなさい、ごめんなさい!」



ターンドッグさんの部屋に向かうゆるりーさんを追いかけて、私は部屋を出た


すると、部屋にはちずさんがポツリと残された


「あれ?……あの……私は?」


それは台風が過ぎた後の静寂のようだったという……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【かなりあ荘】しるるの悪ふざけ

しるるさんは、ついに本当にゆるりーさんのお菓子とった←
でも、きっとゆるりーさんは許してくれるはず!……ごめんなさい(´・ω・`)

おかしいなぁ?
ちずさんを従えるためにいったはずなのに、終わってみたら犯罪者になっただけのしるる
そして、私の前回のテキストのちずさんの感想の通りになった最後


掲示板でコメントうってからだから、ほぼ一時間くらいで書いた
結果、しっちゃかめっちゃかしてるww

閲覧数:251

投稿日:2014/03/17 23:36:56

文字数:2,385文字

カテゴリ:小説

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    おやゆるりーさんどうしました?
    ……あにぃ? しるるさんが窃盗罪?
    はぁ……女児誘拐じゃなかった分だけましというべきなのか……
    とりあえず巡音流歌警部補と相原夕希刑事を呼んで拘束したうえでこの世界のお巡りさん呼ぶか……(悪乗り

    まぁ茶番はこの程度としてww
    ルカさんはヴォカロ町で日々起きる事件で忙しいからポッキー窃盗罪程度じゃ呼びませんよ、安心してくださいなw
    ……代わりにサウンドウォーズステンバーイ状態のメグッポイド刑事呼びますけど(もっと危ない

    で。
    ちずさんは山じゃないからね?w
    『そこに山があるから』と同テンションで語っちゃってもねぇ。
    ……ん、じゃあ俺がなぜ虫捕りをするのかって・
    そりゃそこに虫がいたから(おい同レベル
    そしてちずさんドンマイすぐる……w
    とりあえずまぁ……うん、ドンマイw

    2014/03/18 21:10:35

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