きっかけは もう覚えていない
ただあの日 あの時の言葉が
今も鮮明に残ってるよ

それから僕は 君のことを
想ってる 忘れようとしても
忘れられなくて だけど今は…


頬を伝っていったのは
一粒の小さな雫
淡い蕾を包むのは
静かに落ちる春の雪


あれからもう七年の冬
卒業間近で
時間がないのに僕は
君に言えなくて
今、手元に あるのはたった
一つのメッセージ…



君を見つけて駆け寄ろうと
思ったけど 僕には出来なかった
君と重なる影を見てしまえば…


「好きでした」って言いたいけど
君はもう近くにいない
感情に埋もれてく だから
僕はこの想い 忘れましょう


あれからもう七年の春
僕らは卒業
別々の道を歩く
振り返らないよ
握り締めた 手の中には
想い出の欠片


想い出の数枚の写真
一つ残らずに
燃やした僕の心に
未練はもうない
けど今だけ 想い出すの
別にいいよね…?

あれから幾年の春
幼いあの恋
あまり覚えてないけど
今なら言えるよ

(───好きだったよ、君のこと───)
華の下で 見上げながら
そんな夢、見てる…


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春想う幾年の刻



過去の引き摺りを精算したくて吐き出したものです

閲覧数:36

投稿日:2012/12/25 22:21:38

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

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