覗いた窓に誘うように
外灯で踊る夜光虫
話はとうに尽きたのに
どうして? 眠れない
時計の針が耳障りになった午前4時
一人 Smoking
ほらため息 苦いフレーバー
 
散らかった部屋に置き去りの昨日
冷めた缶コーヒーで流し込んでしまおう
今夜の満月は海月みたいに
半透明で私みたいだな

言葉はアイロニー
もう少し もう少し
大人になれたら
この痛い傷も癒せるのかな
今は 涙が藍色に
染まるまで 染まるまで
誰も居ないはずの
心に誰かを探してる

夜の海に記憶のブイ
あの日からずっと消えずに浮かぶ
はい もういいよ これでお終い
恋なんて もう疲れたし
遮二無二なって 過去を漁たって
ないものねだりしてしまうんだね
きっとそんなものでしょ

点けたままのテレビに映った
いつか見たドラマ その再放送がやけに
嘘っぽく見えて 笑ってしまう
そんな私が
何だかとにかく
ほんと嫌いだ

どれだけ経っても朝は来ない
静かな街が息苦しい
午前4時 ベッドの上
ねぇ自由って何だっけ?
覗いた窓に月明かり

言葉は隘路に
もう少し もう少し
大人になるから
忘れたい日々も許せるように
本当は最期に
行かないで 行かないで
さえ言えないからさ
「どうか幸せに」

言葉はアイロニー
もう少し もう少し
大人になれたら
この痛い傷も癒せるのかな
今は 涙が藍色に
染まるまで 染まるまで
染まるまで
このまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

藍色シンク

閲覧数:63

投稿日:2021/07/25 15:40:05

文字数:609文字

カテゴリ:歌詞

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