「春になっても咲かない桜」




*Aメロ

僕等いつか あの大きな桜を夢見た
だけど桜は 散ったままだったから
それでもいいと 僕は思ってたけど
僕、キミの事 考えてなかったんだ


*Bメロ

隣にいた時は 笑顔で、弾んでて、楽しくて
前にいた時は 不安で、置いて行かれるかもなんて
後ろにいた時は 「守るよ」って、呟いたんだ
ただ場所が違う それだけなのに 思いも変わる
どうしてだろう 僕が気分屋さんだからなのかな
それともキミが 僕にそうしてくれたからなの?


*サビ

ああ キミは僕に 沢山の事を残してくれた
でも 僕はキミに なにも残せてない 声も…
僕は 僕はずっと キミの幸せを願ってたのに
ねえ なに届けよう 僕なんかじゃ思いつかない
そうだ 僕なんかじゃ できないかもしれないけど
「ほら 僕は桜を キミは春を届けよう」


*Aメロ

僕等あの日 あの綺麗な桜を見た
その時桜は 満開で、夢色だった
繋ぐ手が離れて また触れようと
するとキミは 笑って誤魔化した


*Bメロ

離れていた時も きっと、心は繋がってたよね?
崩れそうな時も 必ず、キミの事考えてたんだ
涙流した時も 「守るよ」って、呟いたのに
できなかったよ 守ることも 思いあう事も
どうしてだろう 僕が弱かったからなの?
それともキミが 強すぎただけだったの?


*サビ

どうしても 僕は前に 走って行きたかった
見慣れた光 もうきっと 消えないと思ってた ずっと…
希望がある キミは言った なのに僕は見なかった
ただ暗闇を 見つめ続けて 希望はないと決めつけた
あの頃の僕を 救おうとした それはキミだったのに
「ねえ 今年の春は 桜が咲くかな 満開に」


*Cメロ

来ないで 涙がこぼれちゃう 僕はキミに なにもしてない
僕なんかに 優しくしないで 辛くなる  胸が苦しいよ
隠してた 小さな涙が、今  かすかな風で ゆっくり落ちた
手を伸ばす 微笑むキミが  僕の目には 桜に見えた


*サビ

春になっても 咲かない 僕等の、大きな桜
期待をしてた 僕がなぜか バカな気がしてさ…
どうしてもね 見たかった だから僕はキミに言った
「僕を見て  笑ってる  だからキミも笑って」
キミはそれでも すぐには 笑わなかったけれど
「春に なっても 咲かない桜 綺麗だね」




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春になっても咲かない桜

大事な友達に何もしてあげられなかった後悔
約束を、これからもずっと忘れないでいようという気持ち
そんな感情を詰め込んでみた、切ない(?)歌詞です。
切なくしてみたつもりですが…。

春ソングです。

閲覧数:81

投稿日:2011/03/27 21:14:56

文字数:1,002文字

カテゴリ:歌詞

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