君が 竜の 夢を 見る頃
夜は 未だ 夏の色
僕は 君の キスと 傷を
重ねて 抱えて 眠らない
朝の光に 包まれても
その中で 震えてる 淋しがりな僕
赤と 青と 黄色と 緑と
世界は 賢く 使い分け
愛を 描いて 咲いた タチバナ
泣いてる 吐いてる 舞い上がる
規則正しい 時計の針に
抗って 立ちすくんで 君を見失う
清く 正しく 生きてく なんてさ
何処かの 誰かの 受け売りで
ほんとは 誰かの 真似を するのが
一番 楽で 簡単さ
夢の中でいいから 声が聞きたいよ
例えそれが どんな悲しい 言葉だとしても
君が 竜の 夢を 見る頃
夜は 静かに 秋になる
僕は 君の キスと 傷を
重ねて 抱えて 眠れない
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