夕暮れせまる下り坂二人
空気は無口だった
かすれる声が途切れて 声が震えてたね
春夏秋冬 一度巡れば 遠い昔の話
たった一つだったはずの 忘れゆく告白
あなたの本音 たまに宛先不明で届かなくて
鈍感な誰かはずっと 何も知らずにいた
気付かなかったよ
あなたが涙 流してることさえも
どんな言い訳並べても 戻らない明日(あした)だ
いつか いつか いついつまでも
待って 待っているものなのだと
そう 想って
帰り待つ 人波 掻き分けて
ぽつり 哀しく つぶやいた
“もう思い出なんかいらない 溢れるほどもらった”と
ヒトリゴト 春の坂
遠い 待ち人よ いつまで…
“ああ…、もう思い出なんかいらない あなたを忘れさせない”
ヒトリゴト 春の門
やがて 新緑です
二人で歩いた最後の坂道 何度もあなたの顔を確かめた
何年経っても忘れたくない
ぽつり つぶやいた
“もう思い出なんかいらない 溢れるほどもらった”と
ヒトリゴト 春の坂
遠い待ち人よ いつまで…
“ああ…もう思い出なんかいらない あなたを忘れさせない”
ヒトリゴト 春の門
やがて 新緑です
今度は大事な誰かと二人
生きて行けたら 素敵だ
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