君のか細い指先が
強かに僕の頬を打つ
曲がりくねったその先の
アンチノミーなど押し込んで
僕も雪解けと共に
消えた美しきリユニヨン
都合のいいことを棚に登って考えて
今日も 弛んだ ほつれの 隙を 待つ
もし僕が君の心の合間を
少しでも問えば違ったかなあ
同じ事が繰り返された
春風が頬を撫でた夜
そういやあの時もそうだった
トラブルメーカーは思い出す
垂れた頭(こうべ)もそのままで
次の言葉にエゴイズム
疑うことを忘れていた
分かり合うことも忘れていた
記憶のどこかで誰かが言ってたみたいにさ
自分の 掌 広げて ほら 見てよって
もし僕の過去を引き合いに
問いただしてもダメだろなあ
同じ事が繰り返された
明るい空が不安な朝
きっと僕らが傷付き傷付けた
この物語に終わりはない
だっていつかの泣いていた君を
なかったことにはできないもの!
愚かな僕はまた同じ事を
繰り返すのかもしれないなあ
でもきっとそれはビタミンなんだ
僕には君が必要だった
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