僕には誰かに愛される資格など
あるはずがないと、ずっと思ってた
-過護-に囚われて飛べない不死蝶
伏せた背中に染みる涙
焦がれた空へ羽ばたくには
僕の翅翼じゃ重たすぎる
作り自嘲い 淋と泣いて
言の葉を紡げない
“優しさに浮かれて甘えちゃいけない”
“だから一人でいたいと願ってた”
“勝手に期待して、勝手に傷ついては
同じことの繰り返しだ・・・”
焦がれた空へ羽ばたくには
僕の私欲じゃ重たすぎる
作り嘲笑い 稟と啼いて
言の刃を返すでしょう
臆病で、虚ろな勢
そんな胸中など悟られたくなくて
差し伸べられた優しい腕に
僕には要らないと“ ”をつく
自分を愛せない だからヒトを愛せないんじゃなくて
ヒトに愛されて初めて 自分を愛せる気がする
…メグマレタ環境に在って 我侭なことはわかってる
-籠蝶華恋- 飛んで悲に入る運命にあろうと――
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