僕には誰かに愛される資格など
あるはずがないと、ずっと思ってた
-過護-に囚われて飛べない不死蝶
伏せた背中に染みる涙


 焦がれた空へ羽ばたくには
 僕の翅翼じゃ重たすぎる
 作り自嘲い 淋と泣いて
 言の葉を紡げない


“優しさに浮かれて甘えちゃいけない”
“だから一人でいたいと願ってた”
“勝手に期待して、勝手に傷ついては
同じことの繰り返しだ・・・”


 焦がれた空へ羽ばたくには
 僕の私欲じゃ重たすぎる
 作り嘲笑い 稟と啼いて
 言の刃を返すでしょう

 臆病で、虚ろな勢
 そんな胸中など悟られたくなくて
 差し伸べられた優しい腕に
 僕には要らないと“ ”をつく


自分を愛せない だからヒトを愛せないんじゃなくて
ヒトに愛されて初めて 自分を愛せる気がする
…メグマレタ環境に在って 我侭なことはわかってる
-籠蝶華恋- 飛んで悲に入る運命にあろうと――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ほんとは『蝶落』というタイトルでしたが
あんまり“凋落”な感じにならなかったので。

…考えすぎかな。

不幸面が得意で被害者意識ばかり強くて愛されたがリで
でもリスクを負いたくないから自分からは愛したくない
その素振りを見せたくない

…と某変態紳士に言われてるのを見てグサっときました。

そんな感じの詩です。

閲覧数:97

投稿日:2012/04/14 09:25:07

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

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