今宵花魁 華の宴
女だけの秘密の宴
虎を従え蛇を追い出し
音を奏でて極楽浄土

今宵花魁 華の舞台
自由を生きる蝶の舞台
酒を交わして飲み食い三昧
舞を舞っては天女に仙女

故郷に残し兎は
赤い目をして何を思うか
落ちた光に用は無く
新月がまた希望寄せる

咲き乱れる花は美しかろう
籠の中の蝶は愛おしいだろう
夜に咲く桜と踊り明かして
昇らない日の出と歌を重ねる


今宵わっちら華の宴

好きに振る舞い遊びに耽り
誰もこちらに触れる者無し

蛇がいなけりゃ生きられぬが
嫌いな蛇は虎に食わせよう
落ちた光が惑わすが
新月がまた希望照らす

咲き乱れる花は美しかろう
籠の中の蝶は愛おしいだろう
夜に咲く桜と踊り明かして
昇らない日の出と歌を重ねる


故郷に残し兎は
赤い目をして何を思うか
光がないなら作ればいい
新月がまた希望照らす

咲き乱れる花は美しかろう
籠の中の蝶は愛おしいだろう
夜に咲く桜と踊り明かして
昇らない日の出と歌を重ねる

故郷の兎は懐かしだろうが
籠の中の蝶は幸せだろう
戻らない蛹を道に捨て置き
鮮やかな奇跡を踊り魅せ行く