夏が去った。
君が消えた。
夢が去った。
影が揺れた。

宵の畔を歩き、
藍色を重ねる。
新涼の日を汲みつつ、
心を散らす。

夏と秋と行きかふ空の通ひ路はかたへ涼しく風や吹くらむ

夏が過ぎて、
晴れも忘れて、
轍の影に、
秋風の匂い。
夢が褪めて、
しがらみほどけて、
夜半の色は、
布から落ちてゆく藍色。

遠い空の上で、
根無し草の星がまたたいている。
伸ばした手の短さを知り、
風の冷たさを知る。
木々は衣を落としてしまい、
縹渺の空気が流れている。
身体の軽さを知り、
自らを知る。

ありあけの渚を歩き、
月夜を攫う。
光差す日の夢を見つつ、
心を繋ぐ。

夏が過ぎて、
晴れも忘れて、
轍の影に、
秋風の匂い。
夢が褪めて、
しがらみほどけて、
朝日の色は、
布へと染みわたる桃花褐。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

さよならの合図(歌詞)

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投稿日:2026/09/09 14:03:54

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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