墜落して迷い込んだ不条理
君の真夜中を知るために 飛び込む 零時半
無理ばかりでたどり着いた無情に
君のさよならを聴く前に 泣きだす 正義感
硝煙で白む空 星を探していた
千切れそうな温度の寂寥か
雨で流れたのは どうせ俺の本当さ
君が手を振るのをただ見ていた
恋も愛も熱も魔法も 全部ウソなんだろ
街色の背中に 遠い日々を浮かべりゃ
それが答えかと殺意を向ける
冷めた眼をしたまま 猫が俺を射抜く
二度と手を伸ばすことすらできず
ヤニで固めた血が ゆっくりと目を覚ます
今が全てだと言い聞かせれば
そうして失くしたのは 二人分の体温
日々が錆びていくのを眺めながら
君を撃つよ クエロ
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