「あっ…」
風が悪戯に彼女の手にあった手紙をさらっていく。
そして1人の少年の頭に落ちた。
「ん?手紙?」
ひどく澄んだ瞳と声が特徴の、黄色い少年。
「あのっ、それ私の…」
「ラブレター?」
「ちっ違います!!」
「嘘だよ、はい。」
「ありがとう…ございます…」
「どういたしまして。」
一瞬で、恋に落ちた。
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑
「ねぇ、ルカってば!」
「ふぇ?あ、あぁ何?」
「今年の新入生にさ、メチャクチャカッコイイ人いるの知ってる!?」
「メイコは情報早いね。昨日入学したばっかりの一年生をなんて。」
「あわよくばそういうつもり~」
「あのねぇ…」
「ほら、あの人!!やっぱり新入生の中でずば抜けてるわ~。」
「あの人…!!」
「ん?ルカ知り合い?なら連絡先教え…」
「年下…だったんだ…」
「ルカ?」
「なっ何!?」
「もしかして、好きだったりする?」
「なっなわけないよ!!」
「ふーん…。じゃあさ、協力、してくれる?」
「それは…無理…かも…」
「……やーめたっ!!」
「え?」
「だってさ、隣の子の方が好みだし!!」
「隣…?」
その隣に同じ顔がもう1つ。
おそらく双子だろう。
違うところと言えば身長と髪型。
1人は、背が低く、後ろをちょこんと縛っている人。
1人は、背が高く、髪を縛ってない人。
「え…どっち…?」
髪形とか、身長とかは見ていなかっただろうから、どっちを好きになったか、分からない。
「どっちが…あの人?」
続く。
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ご意見・ご感想
魔熊
ご意見・ご感想
文才スゲー!!
ルカ可愛いなぁ!
続きがすごく気になるO(≧▽≦)O
2011/04/25 21:34:29
檸檬飴
ご意見・ご感想
新連載ですか!
いいね、続きが楽しみだ(*^^*)
2人ともカッコいいもんな…。
一体どっちだったんだ?
2011/04/25 21:32:55