部屋から見える夜空を見て
まだ
まだ
君はそこに
「この夏はまだ会えてないね」
まだ既読もつけてない
君の心の中、僕は見える?
まだ大丈夫と励ます自分が散っていく
灰となる
積もりに積もりまた切なくて
「いつか二人でやろうね」と
その約束は僕だけのもの?
手元にあるだけ渡せない
積もりに積もり山となってく
君のためにとっておいた
線香花火に火をつけたのに
涙で消えていく花火
あの頃はまだ
心の中
晴れ晴れしてたけれど
君のすむ街出た時には
君はすでに近くない
僕の心の中、君は見える
遠くにいても会いたい気持ち変わらなくて
一人きり
曇りのち晴れ
そう思ってる
いつか君も晴れるだろう
だけど僕だけゲリラ豪雨で
君との花火は中止かな
僕の目は海
僕の手に花
君のためにとっておいた
線香花火に火をつけたのに
涙で消えていく花火
部屋の外はもう見たくない
君と僕とはきな臭い
線香花火落ちる前に
僕の思い君に届いたら
夜空見るたび君思い出す
あの夜の後悔もまた
僕は今でも君に夢中で
気温と共に高ぶってく
線香花火この思いのせ
落ちないようにと握って
ゆっくりと先に火をつけたのに
涙で消えていく花火
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