曲名:針時計之物語
作詞:ヒャクブンノイチP
作曲:ヒャクブンノイチP
歌唱:ミライ小町
歌詞
時が流れ 朽ちた先は
ガラクタのように
吐き捨てられ なお動いて
白旗を揚げる
歯車なら 油差せば まだ動くはずだ
止まる前に一度 行ってみたい
時計の国 夢の世界だから
次に生まれ変わるときが来たら…
アタシはデジタルな時計には
かなわないなんて バカみたいでしょ?
針が示す そう 現在(いま)の時を
動かなくなるまで指し示す
Ah―― 時は過ぎ 独りきり
時代遅れなんて どうかしてる
今を刻む同じことでしょ?
ときどき直してくれればいい
あの日に見た 子の笑顔は
やがて消えた闇へ
白髪も増え 老けた顔の
マスターがここで
寝返りして椅子から落ち
目が覚めた様子
暗い部屋でアタシ独りきりだ
寒い夜中赤い光ともる
やがて 静かな夜もどりはじめ
マスターはアタシに言っていた
「孫に何かあればこの時計に
わしがためたお金が眠る。開けて探してくれ。」
と言っていたんだ。
孫はこの家に来ない
ただ寂れていく思い出たちが
アタシ実はもう動くことも
限界に近いから眠たい
昔話はおしまい
この時計の国にいるアタシは
過去を捨てて現在(いま)を生きてく
たとえ未来がどこに行っても
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