揺れる窓をなぞる空を眺めながら
ありもしない虚無に想いを馳せた
流れる水はとまることなく
進む時は僕を置いて行く
流動は燃え尽きて灰になることを知る
誘惑の死神は僕に時を告ぐ
何時になっても帰ることなく
手紙だけが残されて
空は遠く夢は爆ぜて
これが現実と憂鬱は囁いたんだ
目をこすっても変わらずに
指を指す 君と手を繋ぎ
誰も知らない絶望の中へ
濡れた羽を見透かすように
現 きみは遠ざけられてる
衝動は死に過ぎて幻を映し出す
球根に咲く花は僕を狂わせ
いつになっても変わることなく
海豚だけが気がかりで
夢だって 現だって 信じない
何処に居る 此処は何処
唇を噛み締め
遠く揺れた景色消えて
艶に惹かれゆく憂鬱は身を委ねろと
芽が開いても変わらずに
君と声 いくら絡めても
陽炎は遠く過ぎ去り
赤く燃える花が咲いて
これは残酷と憂鬱は微笑みかけた
眼に流しても変わらずに
砂の指 君と手を繋ぎ
誰も知らない絶望の淵へ
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