空を見てるのが好きだった
現実を忘れて
夜空の星が好きだった
自分を忘れて
いつか一人で 地球(ここ)を出ると
こっそり決めたんだ
あんたたちが いてよかったよ
あんたらと何を話したか覚えてないけど
あんたらの言葉をいくつか覚えてる
いちいち言わない どうせ覚えてないだろ
そいつらが俺には重くて重くて
まだ地上にとどまってる
俺のあのときの決意が
細胞中に染みついたころ
あんたは言った
一人なんかじゃつまんないよ
壊れちまった
あれから俺はちがう俺に
あんたたちがいてよかったよ
あんたらとどう出逢ったか覚えてないけど
あんたらの存在はこんなにも感じてる
疑うなよ ホントのことだから
事実 あんたらが重くて重くて
地球ここから飛び出せねえんだ
なあ知ってたか
俺は あの大気圏にまで
行ってたんだぜ
なのにあんたらが
ひきずりおろしてさ
あの星から遠ざかった
混乱した
けれど俺はあきらめないからな
絶対にここから飛び出す
とんでもない量の
お荷物があるが
それでもいいか
あんたらがいれば
俺は絶対にあの星に届くから
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想