北風 肩に担ぐカバンの軽さと
眺めた 建ち並ぶ箱、人の営み
気ままな 宛てなんて何もない旅路で
見上げた いつも同じに広がる青空
新幹線乗り込んだ18番ホームに
曇り空は置いてきたけど
コートの内ポケット潜り込んでいた
低気圧はまだ停滞しています

東風吹かば 巡る季節が また巡る
遥か彼方から 春を届けてよ
君はまだ 融けない雪を 纏うけど
やがて射す陽に 花も咲くだろう
そんな春風待っている

街角 寄せては過ぎってく人の波
片隅 道程指し示す案内板
行方を 踏み締め登ってく坂道は
青空 澄んだ空気駆け降りていく道
音に聞こえし景色を独り占めする贅沢
ポケットに手を突っ込んで
口笛吹かしながら硬貨入れる券売機
雑草覆う単線路

東風吹かば 忘れ去られし 春が来る
コート脱ぎ捨て 花咲かせるとき
僕はいま 透き通る風 吸い込んで
また違う空 駆けて行こうって
そんなふうに決めたところさ

東風吹かば 巡る季節が また巡る
春、彼方へと 届けに行こう
僕はまだ 君に逢いには 行けないけど
気持ち暖かく なれますように
そんな薫り届けにいくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「東風吹かば」歌詞(修正版)

http://piapro.jp/content/807jkyacysqj1qyn
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6749909

本歌取り、と言いたいところだけど「本歌」の背景にある悲壮さはあえていただいておりません。多分。
「東風吹かば」「飛梅伝説」あたりでぐぐって深読みしてくれたら嬉しいです^^;

というわけで、本当は「桜」の歌じゃなくって「梅」の歌なのさ!

※ 2010/02/28 修正版の作成に伴って、読点を1箇所入れました^^;

閲覧数:407

投稿日:2010/02/28 10:37:08

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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