A
雨上がりの二番線のホームには
煙しか待っていない
傘に連なる滴が
意味のなさを強める

B
動きはしない停滞に
一縷さえ晴れはしない
ぼんやりと濡らした

C
寂しがり屋な気持ちは
何処へ置いていこう
何処へ流れ着く
まだ、止まない

S
音が雨で包まれる
無機質な光景
痛みさえ拭えないまま
眺めてる三角座り
傘が冷たい


A
白いとばり二番線のホームには
独りしか待っていない
影に落ちてく滴が
意思のなさを責めてる

B
変わりはしない前線に
視界さえ醒めはしない
ゆったりと沈んだ

C
意気地さえない揺らぎは
何処へ伝えみよう
何処へ沁みていく
まだ、止めない

S
声が雨で隠せない
無声映画のよう
知覚さえ降れないまま
立ち尽くす棒の代わりの
傘が冷たい


LS
君が雨で消えていく
剥き出し愛を叩く
痴態さえ露のまま
泣きじゃくる恋の終わりの
傘が冷たい

傘の中は独りだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

プラットホームと濡れた傘

『濡れた傘と、佇む………』

元々は、久々にGUMIさんで書こうと思い………GUMIさんイメージを途中から無視して書いた作品です。

遠征したときの都会のホームで浮かんで書きましたが………光景的には田舎のホームなのかぁ?と………(^_^;)

閲覧数:53

投稿日:2016/10/11 21:10:18

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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