(Aメロ)
答えなくたっていいよ
分からなくたっていいよ
有刺鉄線に囲まれた
逃げ道のないlike a zoo

(Aメロ')
錆びついたナイフ忍ばせ
突きつけた喉は見ないで
血しぶきに染まる光景を
乾いた太陽が笑う

(Bメロ)
腐りかけた魚の鱗のようなプリズム
また今日も眠れない夜に招かれる

(サビ)
見つからない見つけられない
どこまでいっても
赤毛のリック隻腕のヘンリー
静寂のモルグでおやすみ

(サビ')
狂いかけたどうかしている
正気を装い
汚れた右手ジーンズに擦って
生臭い匂いが離れない

(Aメロ)
この瞬間にさよなら
言い残すことはないかい
有刺鉄線にひっかかる
シャツの切れ端bad end

(Aメロ')
黒ずんだナイフ片手に
秒殺の証ニヤリと
笑わなきゃ保てない神経
罪の意識さえもヤバい

(Bメロ)
沈みかけた夕陽の残滓はまるでプリズナー
まだ今日も終わらない夜に息を飲む

(サビ)
仕方ないさ仕方ないこと
いつまでたっても
ギョロ目のトニー人好しのアンディ
帰る家間違えたbuddies

(サビ')
終わりのない絶望ゲーム
それでも生きてる
何のためって訝しがらないで
この檻の外が見たいから

(Bメロ)
残り時間気にして時計をそっと手に取る
サイレンが鳴り響く夜に背を向けて

(サビ)
見つからない見つけられない
どこまでいっても

(サビ')
狂いだした手遅れなんだ
手遅れが正気で
チートの…… 曲者の……
名前さえ思い出せなくなる

(サビ')
終わりのない絶望ゲーム
それでも生きてる
何のためって訝しがらないで
この檻の外が見たい

たったひとつの冷めたやり方

written by Ko-taro Kitamori