いつか夢見た予感　朝靄に鳴り響いた
今が始まる時　引き寄せ　気怠い殻を割り脱ぎ捨てるんだ

高鳴る音は僕の「ずっと待ってた」気持ちで
揺れる空　風　たなびく果て
あの色を知っている

空高く夢　追いかけては彩った
見えない明日が眩しくて

何度も掴んだ　空っぽでもいいから
天空線（スカイライン）　羽ばたいて


いつか失くした予感　凪いだ風　宙に浮いて
種が芽吹くように　気づいたら怖くて

ずっとずっと　わかってたんだ　ほんとは
もがいては　縛る　戻れないから

遥か遠く夢　鳴り止まないこの音が
自分の想い散らしても

何度も掴んだ　空っぽでもそれでも
天空線（スカイライン）　辿って


沈んで色を変えた　今は懐かしい光
殻の中でまた夢見ていた


空高く夢　色褪せては色づいて
見えない明日へ翔けていく

何度も生まれる　追いかけたい先へと
思い出した予感　羽ばたいていく


今　天空線（スカイライン）なぞって




◇◆読み方◇◆


いつかゆめみたよかん　あさもやになりひびいた
いまがはじまるとき　ひきよせ　けだるいからをわりぬぎすてるんだ

たかなるおとはぼくの「ずっとまってた」きもちで
ゆれるそら　かぜ　たなびくはて
あのいろをしっている

そらたかくゆめ　おいかけてはいろどった
みえないあすがまぶしくて

なんどもつかんだ　からっぽでもいいから
すかいらいん　はばたいて


いつかなくしたよかん　ないだかぜ　ちゅうにういて
たねがめぶくように　きづいたらこわくて

ずっとずっと　わかってたんだ　ほんとは
もがいては　しばる　もどれないから

はるかとおくゆめ　なりやまないこのおとが
じぶんのおもいちらしても

なんどもつかんだ　からっぽでもそれでも
すかいらいん　たどって


しずんでいろをかえた　いまはなつかしいひかり
からのなかでまたゆめみていた


そらたかくゆめ　いろあせてはいろづいて
みえないあすへかけていく

なんどもうまれる　おいかけたいさきへと
おもいだしたよかん　はばたいていく


いま　すかいらいんなぞって