父の大きな背中を　見て育った僕は　
いつの間にか大人になっていた

小さな私の手を　握ってくれた
優しい母の手は　シワだらけだ

時が経つのは　とても早いねと
笑いながら僕ら　何故か涙が溢れた

「ありがとう」これから僕は旅立つんだ
色ある愛を　私は受け取ったよ

「さようなら」じゃないから　また出会えるさ、

あなたへ　君へ　贈るよ

「頑張れ」

馬鹿らしいことも出来た　当たり前も
毎日遊んだ　あの場所でも

辛さを抱えてた　こんな私を
支えてくれた　貴方ともう

築いてきた日々は　消えないように
思い出のあの歌も　一番の宝物

初めて　出会った　あの頃から僕は
貴方と　過ごした　時間を胸に残すよ

「別れ」じゃないから　また一緒に行こう

照れ臭い　けれど　そっと

「ありがとう」

寂しい気持ちもあるけど　今は一緒に笑っていよう

躓くこともあるだろう　その時は　手を伸ばしてよ

いつでも　側にいるから

「ありがとう」
「ごめんね」
「ほら大丈夫」

僕は　私は　君が　大好きさ

「さようなら」は悲しみの
言葉じゃないから

さあ今　　一緒に　笑って

「歌おう」

「ありがとう」僕は　もう泣いたりしないよ

私は　ずっと　ずっと忘れないから

あなたと笑い合えたこの場所で

笑顔で　君へ　言うよ

「またね」

僕から　私から　皆へ

「ありがとう」