劇場には ぽつねんと僕ひとり
ポップコーンもジュースも必要はない
中島らも原作の映画の再上映
退屈なまま観てた

午後二時を駆ける
秒刻みの針より遅く 街を歩いていく
言葉を口に出すのも憚られる
空気に嫌気が差す

桜が咲いて 風が吹いて
昨日の水たまりが 僕をあおりで写した

頭の中 電撃みたいに穿つ
存在証明のように巡り巡るメロディ
そしてまた鳴らす エレクトリックギター
僕の情動にはおっかない神様が憑いている

幻覚が 花びら集まる
川面に浮かび ささやいた
「とにかく 純朴さの押し売りは止めよう
もしかしたら君は 地球外生命体みたいなんだ」

頭の中 突風が雲を晴らす
春風駘蕩すら消し去る高速のメロディ
そしてまた鳴らす エレクトリックギター
僕の音楽にはおっかない神様がついている

ラララ……

ひとつひとつ 拾い集めたもの
また贈るよ 作り途中だけど

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

デモソング

歌ってみた用インスト音源・歌詞はこちら
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投稿日:2023/04/13 19:08:37

文字数:386文字

カテゴリ:歌詞

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