ステルンベルギア



A
弾きだした計算式の 何パーセントくらいが僕で
占められているのか、考えて
浮き沈む黄昏
痛み出す30秒前に 頭に飾ったあの色を
僕はずっと繰り返し、例えた
心で跳ねる言葉に

B
焦げ付いた夕日が 冬の匂いにプロポーズ
置いてきぼりの気分のままで
少し前の赤に降られている

S
望まないさ、声は震えた 嘘だ、待ちきれないんだ
呆れるほどに拙く 期待を包み込んだ花びら
君にだけ、届くように 僕の本当を託すよ
会いたいな、会いたいんだ ねえ




A
言葉ばかりが先へ行って 何の意味もないなんて言って
無駄なことだと、釘刺して
泣き沈む安寧
突き崩す僕の楽園を 塗りつぶすようにあの色で
僕の胸は繰り返し、咲かせる
僕のような花の芽

B
小さめのポケット 零れるくらいの浮遊感
火のつくようなじれったさ吹いて
少し前の赤を惜しんでいる

S
望まないの、声は尽き果て 君の、存在を期待
憧れに似てゆらめき 瞼の裏で誘う花びら
君にだけ、淡くていい 僕のありったけ託すよ
会いたいな、秋じゃなくとも ねえ



S`
望まないさ、声は震えた 嘘だ、待ちきれないんだ
呆れるほどに拙く 期待を包み込んだ花びら

望まないと、声は掠れて 嘘も、本当になった
駆け出すくらい一面の カナリア 包み込んだ花びら
君にだけ、君にだけさ 僕の本当を託すよ
会えたなら、もう
花じゃなくていいだろう?

伝えるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ステルンベルギア

*聴きたい僕と秋の君。会いたい僕と愛の君。
*ステルンベルギア:花言葉は「じれったい」「期待」「無駄なこと」「待ちきれない」
*そしてなにより、「あなたを愛してます」
*お花を調べてみると結構シンプルなラブソングになってしまいますた。

閲覧数:197

投稿日:2011/11/07 01:15:43

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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