とおく凪ぐ海　あれはホログラムの空
届かない夢が朽ちるように
もうすこしだけ　声をきかせてよ　
ほら、マイナス２月の夜の底で

そこにいるのがきっと　たとえ、ふたりではないとしても
物語は１ミリさえも揺らぎはしないのでしょう
何度だって繰り返したおとぎ話を　いま抜け出して
「これが嘘でもいい？」「それがいい」だって。
最後まで　行こうよ


とおく凪ぐ海　あれはホログラムの空
届かない夢が朽ちるように
もうすこしだけ　声をきかせてよ　
ほら、マイナス２月の夜の底で

秒針が鳴れば遠ざかる町　
手をのばしたら　やり直しみたいで
まだまやかしの火だもんな
あたしから欠けたのが　あなただったなら
もっとわかりやすく言えたのかな


そこにいるのがきっと　たとえ、ふたりではないとしても
物語は１ミリさえも揺らぎはしないのでしょう
「怖い？」「いいえ」
繰り返したおとぎ話を　いま抜け出して
「これが嘘でもいい？」「それがいい」だって。
どこまでを　行けるの

約束はやだ　ちょっとわからないから。
凍れる炎の歌うように
あとすこしだけ　頬に触れさせていて
最悪最低の朝が　ああ！

共振のときは終わりだよって
ネオンの切れた遊び場を出て
バラバラの一生をしよう？
かたちを失くしたあなたのからっぽに
あたらしい火をまた点けてあげる


あなたじゃなくてもよかった
あたしじゃなくたって
もういいよ、もういいよ、もういいよ
□□□でしょう？


とおく凪ぐ海　あれはホログラムの空
届かない夢が朽ちるように
もうすこしだけ　声をきかせてよ　ほら


ここまでが解
空が欠けていくから　おもわず掴んだ腕だったの。
告げるときだけ　声がふるえてしまう　
プログラムにない台詞だった

秒針が鳴れば遠ざかる町　
手をのばしたら　やり直しみたいで
まだまやかしの火ばっかりだ
あなたから欠けたのが　あたしだったって
こんなにあかるい火にはならないよ


とおく凪ぐ海　あれはホログラムの空

もうすこしだけ　声をきかせてよ　ほら