右肩口から 右斜め下へ
振り下ろされた刀

刃に食い込んで くるような感覚
柔らかくない硬さ

確かな感触 手のひらに伝わり
その感触を振り払う

切っ先を既に動かぬ塊と
化したものから抜き取ったとき
仕方ない事 そうやって 割り切ろうとも
この頭では思っていても
体がどうもいうことをきかないんだよ

しょうがないんだと思おうとしても
体が拒絶をする

目が耳が鼻が 感覚全てが
受け入れずに背ける

赤黒い景色 耳に残る叫び
生臭さは離れず

頭以上 その記憶は 叩きつけて
泣きたいくらい 感覚が襲う
そんな時 無意識に空 見上げる癖
いつからなのか わからないけど
心がどうもいうことをきかないんだよ

青い空 心が洗われ
赤い空 慰めてくれる
黒い空 見ない振りをして
白い空 無にしてくれるんだ

最近に 漸く気付く ことがある
空を見た時 その時の方が

どうしようもなく 泣きたくなるのだ

抜けるよう 真っ青で 雲一つない
空の向こう側 飛んでいけたら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

料理をしながらグロテスクなことを考えしまいました‥(笑)
魚を捌くのって難しいですよね

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投稿日:2009/06/10 07:16:10

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

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