弔いは言葉より蝋燭がピッタリな
郷愁は有意義な普遍を纏わせて
届かないものにあてがう希望は無い
恐縮を感じ嘆くも未練は無い

comrade comrade
鍔を競り合う情熱を交わして
comrade comrade
今に時めく哀歓などに好意は無い
価値を失う宝石のように輝きを失う寸前瞬く
ひとときの人生よ
そんな空気に転ある乾杯を

争いは鮮やかに甘美さを第一に
バランスで飛ぶ鳥も尊び絶頂し
落ちていくまでの数秒後悔無く
微笑みを称え綻ぶ美しさで

comrade comrade
華美を求めて戸惑いに駆られる
comrade comrade
サビで輝く歌宛らの矜持を以ち
空で消えてく浮雲のように虚しさでたゆたう感覚覚える
指折りの人生よ
先の短き距離感に感慨を

二目と見られない不為にふためいて
封を切る背徳を懐に忍ばせて
おはよう