小生(しょうせい・ぼく)は鳴かない不如帰

するとあの人が言った

鳴かぬなら鳴くまでいたぶってしまえ不如帰

決して殺さない
殺さない程度で小生を
いたぶった いっそのこと
殺してくれた方が楽なのに

羽を引き千切り

目を潰し

足を焼き

そして

舌を切った


小生は鳴けない不如帰

だけどあの人が言う

鳴けぬども鳴くまでいたぶってしまえ不如帰

羽もなく

目もなく

足もなく

舌もない


小生は生きているだけの塊となった

小生は生きているだけの塊となった

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不如帰(ホトトギス)

帝王杜宇の歌ではありませんが
不如帰(帰るにしかず)と彷徨い鳴くところから
こちらの漢字を使わせていただきました。

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投稿日:2015/08/08 16:18:34

文字数:240文字

カテゴリ:歌詞

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