電話越しに震えた君の声がまだ聞き取れない
軽はずみな会話で場違いな笑い話

あれから途切れていた繋がる手段全て途切れた
抱えきれない不安
歯痒さに潰されそう

君の笑い声も 君の話す仕草
君の手の温もりさえ…
相変わらずの声 気にも留めぬ仕草、もう

「感じれない」

もう一度名前を呼んで 少しだけ夢を見させて
ありふれた時でいい 元に戻して

行き場の無い苦しみさえ君を想えば
さよならさえ言えなかった

…自分が憎い

君の笑い声も 君の話す仕草
君の手の温もりさえ…
先逝く君の事、見送ってるからね 涙隠して

君の細い指も 君の愛らしい目
君と重ねた温もりさえ
君の細い身体 君を包む全て
夢に消えないで

もう一度名前を呼んで 少しだけ夢を見させて
ありふれた時でいい 元に戻して

振り返る涙を拭いて 少しだけ思い出させて
一時の夢でいい

「君に逢いたい」

立ち上る空高く 眩しくて前見えないよ
足元に揺れる「白」

抱き上げて 泣いた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

百合

自作曲「百合」の歌詞です。

最愛の人との別れをテーマにした曲です。

閲覧数:99

投稿日:2011/01/17 23:18:16

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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