星がこの空の形を暴く夜
僕はその景色をぼんやりと眺める
自分自身と重ね合わせるように
ほんの少しの憂いを溶かして眺める

いつまでもこの「今」に浸かっていたいけど
時間はそれを許しちゃくれないからさ
見えない明日を怖がりながらも
そこに希望があると信じて

おやすみ
明日は今日よりいい日だろうか
そうじゃなくても誰かにとってのいい日だったらいいな
おやすみ
明日は今日より優しくなりたいな
そんなことを思い眠った
少し優しい夢を見た


輝けない恒星
「前を向いてもどうせ」って
笑ったり泣いたりも出来なくなったり
雲より高い塔の影が隠した方へ
僕らはきっと似たもの同士だから

疲れたでしょ
無理はしなくていいよ
笑えないの、なら、泣こうよ
僕も一緒に泣くから
苦しいけど嫌じゃないよ
泣き疲れたら眠ろう

おやすみ
明日は今日よりいい日にしよう
そうじゃなくてもそうなるようにこの歌を歌おうよ
おやすみ
明日は今日より優しくなりたいな
あなたの心に寄り添えるように

嫌なことは　苦しいことは
嬉しいことより　楽しいことより
心の深いとこに残るから
そんな傷を忘れられる歌を
少しだけでも　たとえ無理でも
優しいあなたにひとかけらの幸せを持っていてほしいんだ

おやすみ
明日は今日よりいい日だろうか
そうじゃなくてもあなたにとってのいい日だったらいいな
おやすみ
明日は今日より優しくなりたいな
そんなことを思い眠った　少し優しい夢を見たんだ
おやすみ
あなたの眠りに安らぎがありますように
胸を締め付ける憂鬱なんて吹き飛ばしてしまえますように
おやすみ
明日も一緒に話そうね
それが「幸せ」で僕はいいと思うんだよ
あなたもそう思ってくれたらいいな

星がこの空の形を暴く夜
僕はその景色をぼんやりと眺める
自分自身と重ね合わせるように
小さな星とその隣の星を眺めている