【S】
きらきらと 咲いてゆく
切ない 夢花火
僕の想い のせたまま
また 散ってゆく

空に咲く 華だから
届かないと分かってるのに
また 手のばしてた…


【A】
君に会えた日の事
いまでも覚えてるよ
空に咲く向日葵が
眩むほどに眩しい朝でした

【A】
窓際の指定席で
毎日飽きもせずお喋り
僕は話すことは出来ないけど
それでも幸せな日々でした

【B】
いつか君は一人じゃなくなる
分かっているけど
それじゃ僕の心が満たされない
痛むこの心
泣きたくても泣けない
この身体が壊したくなる程に
大嫌いだった

【S】
きらきらと 咲いてゆく
切ない 夢花火
僕の想い のせたまま
また 散ってゆく

君のこと 好きだって
気付いてしまった時から
僕は 夢見てた…


【A】
幾月 幾年経っても
僕の姿は変わらず此処にある
空は何千回色を変えた？
それだけ君は大人になったんだ

【B】
いつか君はいなくなる運命(さだめ)
求める事は
ただ儚い夢だと知っている
痛むこの心
何もかもが歪み崩れ
気付いたら跡形もなく
失っていた

【S】
きらきらと 落ちてゆく
儚い 夢花火
僕の想い 乗せたなら
また ほら打ちあがる

君の声 君の表情(かお)
忘れられたいんだ僕は
あの花火のように…


【C】
どうして この想いは届かない？
(打ち上がったはずなのに…)
どうして 君は見えなくなったの？
(ちゃんと咲かせたというのに…)

ひと粒の雫が 流れ落ちる


【S】
きらきらと 散ってゆく
切ない 夢花火
この気持ち 届かずに
また 散ってゆく

君のように 届かない
華だと分かってるのに
また 手のばしてる


きらきらと 散ってゆく
切ない 夢花火
この空に 咲くように
また 舞い上がる

この腕が 届かない
そう分かってるけど
僕は また手をのばす


想いよ 空に咲け！
この気持ちに嘘はない
僕は また夢を見る

また君に 会えたなら…
『　　　　　　　　　　　』