A1
ハロー、ハロー。
世の中に溢れてる
いい歌のだいたいは
愛してるとか
寂しいよとか
そんなものばかりでさ

ねぇ、ねぇ。
でも強がってみても
その歌をだいたいは
消えたいだとか
死にたいだとか
そんなもので埋めてる

B1
広がる音も 感じたものも
あら、不幸ぶっちゃって
綺麗な色を知らないまま
そんなに叫んじゃって
何がつまらない？

S
ヘッドフォンを通した声と
チカチカ押した薄い機械
鳴り止まないこの雑音だけ
消すことはできないのだろう
それならメッセージソングを
自分なりに書き換えようか
できるだけたくさんの人に
聴かないでもらえるようにね

A2
ハロー、ハロー。
この部屋に溢れてる
あの歌のだいたいは
ありがとうとか
恥ずかしいとか
真新しい形で

B2
笑ったときも 泣いたときさえ
ほら、まだまだ足りない
腐った色を知らないまま
そんなに狂っちゃって
何も奪えない。

S
ヘッドフォンを通した声と
チカチカ押した薄い機械
鳴り止まないこの雑音だけ
消すことはできないのだろう
それならメッセージソングを
自分なりに書き換えようか
できるだけたくさんの人に
聴かないでもらえるようにね

C
溜まりすぎてしまったこれは
とうとう部屋から逃げ出した
鳴り続けたこの雑音も
一緒に飛び出してしまった

S
ヘッドフォンを外した声と
チカチカ止めた薄い機械
鳴り止まないこの心音だけ
消すことはできないのだろう
それならメッセージソングを
自分なりに書き換えようか
できるだけたくさんの人に
聴いてもらえるようにしたいから